
2021年新卒入社
新卒入社
2020年入社
レキシア 銀座本店
アドバイザー
Boutique
大学では文学部に通い、最初は教師を目指していました。しかし、実家が自営業で、母が接客をしている姿を見て育ったので、自然と接客業にも魅力を感じていました。そのため、教師になるための勉強を続けながらも、就職活動を始めましたが、次第に接客業に対する思いが強くなり、最終的には接客業を中心に就職活動を行うことにしました。
いくつかの企業から内定をいただき、最後に受けたのがホッタ。最終面接では、できるだけ素の自分を出したいと思い、回答などは準備せずに臨みました。
面接は、リラックスした雰囲気で進みましたが、堀田社長はとても真剣に、まっすぐ目を見て話してくださる方で、まるで心を見透かされているような気がしたのが印象的です。だからこそ私もできるだけ取り繕わずに等身大の自分になれて、素直な気持ちを話せたように思います。色々なお話を聞いているうちに、「一生に一度の特別なものを購入するための時間」に寄り添う仕事の魅力を強く感じ、ここでなら子供の頃から憧れている母のような接客ができるのではないかと思い、ホッタへの入社を決意しました。
銀座本店で販売スタッフとして働いています。接客をしている中で大切にしていることは、お客様に「お店に来てよかった」と思っていただくことですね。たとえ購入されなくても、またお店に来たいと思っていただけるような接客を心がけています。
それと同時にパーソナルコーチとして、後輩の指導にも携わっています。特に意識していることは一人ひとりの個性を理解し、それぞれにあったアドバイスをすること。得意不得意は人によって違うので、それぞれの個性に寄り添えるパーソナルコーチになりたいと思っています。後輩たちが成長していく姿は、自分の成長よりも嬉しいことかもしれません。どちらの仕事も心から楽しいと思えるので、まさに天職だと思います。
先輩方が忙しそうにしている中で気を遣いすぎてしまい、仕事中の小さな疑問を聞けず、結果としてミスにつながってしまうことがありました。自分で何とかできるミスであれば、自分で解決することが成長につながるので落ち込むことはあまりないのですが、お客様やまわりのスタッフに迷惑をかけてしまうようなことだと、申し訳ないという気持ちで落ち込むこともあります。ですがくよくよしても解決しませんし、すぐ切り替えることを意識しています。私の場合は、甘いものを食べて元気をチャージ。周りのスタッフも本当に優しくて、「ドンマイ!」と書いたメッセージカードをそっと渡してくれたこともありました。私も後輩が落ち込んでいるときは、明るく声をかけて甘いものを渡して励ますようにしています。
この時計は、入社2年目の秋に、「これからも頑張ろう」という気持ちを込めて、思い切って買ったものです。ただ時間を確認するだけでなく、自分を元気づけてくれるものになって欲しいなと思って選びました。
その時に知ったのですが、実は母も今の私と同じ歳に、仕事を頑張った証としてロレックスを買っていました。母と一緒にカタログを開いたとき、母が笑いながら『あなたの選んだ時計もとても素敵だけど、今でも私の時計が一番かわいいかも』と言ったんです。その言葉を聞いて、そんな風にいつまでも思ってもらえる買い物をお客様にもして欲しいなと感じました。
手話を使われるお客様がご来店されたことがありました。大学時代に手話を学んだ経験があった為、私が担当させていただくことになりました。最初に「筆談と手話、どちらがご希望ですか?」とお聞きしたところ、お客様は「両方使って接客してほしい」とおっしゃいました。
お話を進めていくなかで、お客様から「時計の手入れの仕方を教えてほしい」というご要望をいただき、手話と筆談を使ってご説明することに。すると、「今まで時計の手入れをしてもらったことはあったけれど、手入れの仕方をここまで丁寧に教えてもらうのは初めて。本当は自分で自分の時計を大切にしたかったから、こうして教えてもらえてすごく嬉しい」と言ってくださったんです。
その言葉を聞いた時、お客様に寄り添い、丁寧に接することができたのだと実感し、心から嬉しく思いました。お帰りの際には「もし、あなたが今後他の店舗に異動になったとしても、あなたから買いたい」と言ってくださった、その言葉は今でも忘れられません。とても感動的な瞬間で、私にとって特別な記憶です。
今後の目標は、まずチーフを目指すことです。チーフとして、チームの一員としてだけでなく、後輩たちや新卒、中途で入社してきた方々の教育にも携わって、チーム全体をサポートできる立場になりたいです。そして、周りの成長を助け、共に高め合えるような存在になりたいと思っています。そのために、今はまず会社から求められることに一生懸命取り組み、日々の積み重ねを大切にしていきたいです。
新しいことや慣れないことが多くて、大変だと感じることもあると思います。特に最初は、疲れを感じる日が多いかもしれません。でも、そんな時こそ「疲れた!」ではなく、「今日も頑張った」と自分に言ってあげてほしいです。そうすると、「疲れた日」ではなく、「頑張った日」に変わります。どんな小さなことでも前向きに捉えることで、自分をもっと大切にできるし、成長を実感できるはずです。少しずつ一緒に頑張りましょうね!